1 ライトロースト 【極浅煎り】 Light roast
うっすら小麦色。コ香りやコクはまだまだ不十分で青臭い。一般的に飲まれることはありません
2 シナモンロースト 【浅煎り】 Cinnamon roast
名前の通り、シナモン色。まだ豆の青臭く、飲用には適しません。豆の酸味が最も強いので、“酸味好き”の方には好まれる。
3 ミディアムロースト【中煎り】 Medium roast
酸味が強く苦味は少ない。喫茶店などで提供される「アメリカンコーヒー」に用いられることが多い焙煎度合いです。
4 ハイロースト 【中煎り】 High roast
さわやかな酸味、苦味や甘みが現れ、バランスに優れた味わいになります。一般的な焙煎度合いです。
5 シティロースト 【深煎り】 City roast
酸味と苦味のバランスが取れた、最も一般的な焙煎度合いです。ニューヨークシティーが「シティー」の由来のようです。
6 フルシティロースト 【深煎り】 Full city roast
酸味が少なく苦味が際立ってくる焙煎度合いです。また、こうばしい香りが出始めます。
7 フレンチロースト 【極深煎り】 French roast
酸味はほとんどなくなり、苦味が際立ちます。カフェオレなどミルクやクリームと相性が良くなります。
8 イタリアンロースト 【極々深煎り】 Italian roast
苦味と深いコクが特徴で、エスプレッソやカプチーノなどイタリアに適した焙煎度合いです。アイスコーヒにも使用します。
コーヒー属としては約40種類ありますが商業されている3大原種はアラビカ種、ロブスタ種にリベリカ種です。
アラビカ種はエチオピアが原産地。はじめは薬用や飲用として使われていましたが13世紀ごろから煎られ、飲用に使用されるようになりました。エチオピアから中東アラブそしてヨーロッパに伝わり、世界で愛飲されるようになりました。アラビカ種は世界のコーヒ生産量の70%以上で世界のコーヒの主流になっています。香りや風味はロブスタ種やリペリカ種より一般的には優れているといわれています。
ロブスタ種は19世紀おわりにアフリカのコンゴで発見されました。優れた耐病性や高温多湿気候栽培が可能なことから、熱帯の低地で多く栽培されています。主産地はアフリカやアジア(ベトナムなど)です。炒り麦に似た香りと酸味が少ないのが特徴で工業用原料でインスタントコーヒなどに利用されています。
リベリカ種はアフリカのリベリアが原産。耐候性が高く、病害にも強い。強い苦みが特徴です。世界の1%以下の生産量でほとんどがヨーロッパで消費されており日本で見かける事はほとんどありません。リベリアやスリナム、ガイアナなど数か国で生産しています。
最も広く用いられる精製方法。果肉除去機を使って果肉を除去した後、発酵槽に漬けて粘液質(ミューシレージ)を取り除きます。その後大量の水を使って洗い流し、乾燥棚に広げて乾かします。ウォッシュドで精製されたコーヒー豆はクリーンな味わいが特徴。
コーヒーチェリーをそのまま天日干しにした後、脱穀によって生豆を取り出す最もシンプルな精製方法です。ナチュラルのコーヒー豆は、何といっても果実味にあふれたフレーバーが特徴的。果肉の香りや甘みが生豆に染み込み、フルーツのような甘酸っぱさと香りを感じられます。
果肉を取る工程はウォッシュドと同じですが、粘液質は取り除きません。そのまま天日干しにすることで、粘液質が持つ糖分や酸味が生豆に染み込みます。そのため甘みや透明感を感じられる味わいに。この精製方法は大量の水や発酵槽を必要としないため、近年注目されつつある精製方法です。
スマトラ式以外の精製方法では、パーチメントを取り除くタイミングは出荷の直前です。しかし雨が多いスマトラの地域では、早く乾かすために乾燥の段階で脱穀を行います。これが大地や土を思わせる、スマトラ産独特のフレーバーを生む理由と考えられているのです。しかし柔らかい生豆のまま乾燥させるため、変形したりカビが生えたりと欠点豆ができやすいのが難点です。
26歳から46歳の女性8万8千人の調査 カフェイン、ノンカフェインの差はなかった。
1日1杯 13%減少
1日2~3杯 42%減少
1日4杯以上 47%減少
ポリフェノールが多く含まれている影響ではないかと推測されているみたいです。
ポリフェノールはドリップコーヒーに特に多く含まれているようです。
【ご注意】飲めば糖尿病にならないわけではありません。たくさん飲めばよい訳ではありません。
カフェインは1日400mg以下がガイドラインとして各国から出ています。ドリップコーヒー1杯で一般におおよそ90㎎です。
2014年の研究をまとめたメタ分析
1日4杯のコーヒーを摂取する事で全原因死亡リスクが16%減少する事に関連した
米国国立衛生研究所での男性22.9万人、女性17.3万人の最長13年の調査では
喫煙等の要因を排除した上で1日2~3杯のコーヒーを摂取する人の死亡リスクは減少した。
男性10%、女性13%
コーヒー消費量がある程度増えた場合、痛風発作の発生率が下がったという結果が出ています。
ある研究では「コーヒーを飲む人と飲まない人では肝硬変になるリスクが39%もさがった」との結果がでています。
また「進行したC型肝炎の進行率の低下した」との結果もあります。
C型肝炎は肝臓がんと関係が非常に大きい為、肝臓がんリスクを下げることも期待されているみたいです。
朝の眠気をさますだけではなく脳を活性化させ集中力をアップさせます。
コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)は抗酸化作用がありシミやしわに効果があります。
1日数杯のコーヒーを飲む人はシミができにくいみたいです。
動脈硬化は悪玉コレステロールが酸化する事でおきます。クロロゲン酸などのポリフェノールの
抗酸化作用は悪玉コレステロールが酸化するのを抑えます。それにより動脈硬化や心臓病のリスクを下げると言われています。
クロロゲン酸などのポリフェノールは脂肪燃焼があります。またカフェインには脂肪代謝効果があります。
コーヒーの香りで脳からα波(アルファー波)が出ることが研究でわかっています。心身がリラックスする時に出る物質がα波です。
深煎りで香りが強くでるコーヒーのほうが効果が高いです。
アルツハイマー型認知症の予防にも効果がある研究結果もでています。
①カフェイン依存症
②不整脈
③心臓疾患
④不眠
個人差もありますが一般的には1日2~3杯までがいいようです。
1杯でも動悸で眠れなくなる人、5、6杯でも問題ない人もいますのでご自身の体調で調整される事をお勧めします。